企業や仕事が溢れかえっていて、転職先には困らないのが日本の首都「東京」です。
しかし、地方から上京してきた人々の「転職に失敗した」という声は後を絶ちません。
確かに、東京は様々な業界の大企業がひしめき合い、膨大な求人の数を抱えている大都会ですが、決して良い所ばかりではなく「企業が多い分ブラック企業の割合も高い」と考えた方が賢明と言えます。
酷い場合は、長時間残業とボーナスなしで過酷な労働を強いるような、劣悪な労働環境に転職してしまう人もおり、憧れの上京生活を諦めて故郷へ帰ってしまうケースも多いのです。
東京での転職に後悔しない為にも、3つのポイントをおさえておきましょう。
まず1つは、企業・エリア調査を徹底的に行うことです。
評価・口コミは勿論、転職サイト・転職エージェントも活用して社風や業績を調べておき、転職希望先の企業が本当に良条件の労働環境なのかを掴んでおきましょう。
2つ目は、転職の動機・理由を整理しておくことです。
面接の回答で困らなくなるだけでなく、「なぜその企業でなくてはならないのか」と言う根本的な疑問を解決でき、他にも良条件の企業があるのではないかと気づき、様々な企業に視野を広げることができます。
そして3つ目は、すぐに移住を決め込まないことです。
転職前に東京へ移住してしまうと、転職活動が長引いて経済面で苦労する羽目になり、焦りで失敗する確率が高くなります。
まずは落ち着いて、転職活動を成功させることが先決です。
東京での転職というキャリアアップのチャンスをふいにしない為にも、如何に転職を成功させるかではなく、「以下に失敗しないようにするか」を考えて転職活動に臨みましょう。